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実施計画
本拠点の教育プログラムの目的は基礎科学を総合的に理解できて、自立して研究を進めていくことができる博士後期課程の大学院学生及び若手研究者の育成である。独創的な研究ができるためには複数の視点から物事を見ることができることが必須である。また、年齢の若い段階で海外に出て世界の標準を経験することも、世界に通用する研究者養成に不可欠である。本拠点の物理学分野と数学分野の各専攻は、これまで「優れた基礎研究は長期的見ると必ずまわりの学問分野を刺激し実用への波及効果があり、どのような複雑な技術や情報も基本的な自然の法則に根ざしたものである」という認識に立脚して教育研究活動を行ってきた。この基盤に立って物理学分野と数学分野が融合し、様々なテーマを持った研究者集団の自然な交流を促す教育研究環境を整えるために、以下の教育実施プログラムに取り組む。

総合性・自立性の観点から
1. アドバイザー制度
博士後期課程の学生に対して、アドバイザー制度を導入する。これは、学生の指導教官とは異なるが、研究分野が近い他専攻・センターの教官がアドバイザーとなり、大学院生の研究進捗状況の報告を受けて、研究方針の相談を行う制度である。学生はこの制度により、指導教官とは異なる視点から自分の研究に対する評価が得られる。
2. 共通授業科目の提供  
共通授業科目を物理系と数学系の間に設定し、双方の学生が理解できるようにする。対象と考えられる科目は、量子力学、統計力学、確率論、相対論、多様体などである。特別のテーマについての集中的な講義は、下記の3.若手夏の学校や9.第一線研究者の招聘の各プログラムで提供する。
3. 若手夏の学校  
博士後期課程学生の自主的な研究課題の発見・設定と主体的な研究活動を促すために、学生と若手研究者が講師となり、夏の学校を主催する。そこでは学生・若手研究者がテキストを自ら製作して実施する。また、国際的に活躍していて、その分野について広い知識と深い識見を持った研究者を招聘し、集中講義をしていただく。このような交流を通して、自立する若手研究者を育てたい。
4. 「現代社会と科学技術」の開設
現在、高学年の学部学生と大学院生を対象に基礎工学研究科と共同で開講している授業科目「科学技術論」では、産業界から講師を迎え、社会が直面している問題が講演されている。大学院学生は自分の研究が社会とどのように関わっているかを、広い視点から知る必要がある。この授業を更に発展させて、社会の第一線で活躍されている専門家を講師に招き、学生自らが環境・エネルギー・人口・食糧、科学行政などのテーマを調べて発表し合う「現代社会と科学技術」を開設する。
5. 博士後期課程学生・若手研究者フェローシップ   
博士後期課程の学生や若手研究者をティーチングアシスタント、リサーチアシスタントとして雇用して、教育経験、研究経験を積ませる。

国際性の観点から

6. 海外インターンシップ
世界トップレベルの研究者養成という観点から、大学院の若い時期に海外での共同研究を経験させ、国際的な研究の場に参加する機会を提供する。このために大学院生・若手研究者に海外渡航費等の援助を行う。これまで、例えば拠点専攻の物理学専攻での大学院学生の海外インターンシップは資金の面から年間10名以内であったが、これを拠点全体として大幅に拡大させる。
7. 留学生フェローシップ  
意欲ある留学生を積極的に受け入れ、支援する。ベトナム国立大学、釜山大学(韓国)、パリ第六大学、アーヘン工科大学など約20の大学・研究機関とこれまで学術交流協定を締結した。例えば、この4年間でベトナムを訪問した教官数延べ28名、受け入れ教官・研究者10名、留学生6名など、留学生受け入れに取り組んできた経緯がある。 博士後期課程の留学生には、上限11万円/月の経済的支援を現在実施している。
8. 内外の若手研究者(ポストドクター)の招聘
学位を取得したばかりの研究者には、今までとは異なる視点を得られる環境の下で研究することはきわめて重要である。本拠点専攻・センターが独自に交流協定を結んでいる約20の大学・研究機関から若手研究者を招聘し、本研究組織での研究環境を提供する。本組織の学生も、異なる環境で研究してきた少しシニアな研究者に日常的に接することになり、大きな刺激と教育効果が期待できる。
9. 第一線研究者の招聘  
国内外の第一線の研究者を招聘し、若手夏の学校及び集中講義・セミナー等で講演を要請する。異質な発想はしばしば研究をブレークスルーする。それを生み出すためには、異なる研究分野の研究者との交流や、我が国とは違う教育体系、科学に対する異なった物の見方・考え方を持つ海外の研究者・教官との共同研究が学生にとって重要である。

宇宙へのロマンを抱き、物質の多様性に驚き、法則の持つ数式の美しさに感動する大学院学生・若手研究者が、以上のプログラムで世界に通用する研究者となって社会に巣立ってゆく。このような若手研究者は理工系のあらゆる分野に柔軟にチャレンジでき、新たな研究分野と新技術を創造する。
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